2020年12月25日に公開した『映画 えんとつ町のプペル』
「心に刺さる」
「勇気をもらえる」など…
感動の声が続々。・*🌟『映画 #えんとつ町のプペル』
大ヒット上映中🎬抽選でサイン入りポスターなどが当たる
感想投稿キャンペーン実施中です🎩✨https://t.co/HlcnMm0OGA pic.twitter.com/v9LECjsxse— 【公式】『映画 えんとつ町のプペル』 (@poupellemovie) January 3, 2021
徐々に口コミで広まっているので、
映画を見たという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身映画を見たので世間の反応をみようと思いTwitterの検索窓に「プペル」と入れてみました。
そうすると検索予測に「宗教」という言葉出てきたんです。
「プペル 宗教」に関するツイートがたくさんあったので、今回の映画を見た人の中には気になっている方が多いと思います!
なので「宗教」と言われている理由についてまとめてみました!
内容は以下の通りです
・理由①:映画終わりに拍手が起きる
・理由②:ポスティング活動が行われている
・理由③:熱狂的なリピーターが多い
・理由④:西野さんのアンチの発言
・理由⑤:映画の内容について
Contents
なぜ映画えんとつ町のプペルは宗教と言われるのか?
映画えんとつ町のプペルが「宗教だ!」と言われている理由については色々とあると思いますが、今回は5つに分けて解説していきます。
今まさに「プペルって宗教っぽいよね」とか、反対に「宗教じゃない!良い映画だから!」と思っている人は、5つの理由を見て色々と考えられると思います!
今回はあくまで「なぜ宗教と言われているのか」にのみテーマを絞って解説しています。くれぐれも『映画えんとつ町のプペル』自体を批判するものでは一切ありません。その点ご理解の上読んでいただけると嬉しいです!
プペルが宗教と言われる理由①:映画終わりに拍手が起きる
Twitter上で「宗教っぽい」と言われている一番の話題が、「映画が終わった瞬間に拍手が起こること」です。
まずはそれについて解説していきます。
【拍手が起こる映画】『映画 えんとつ町のプペル』本日公開!!https://t.co/qbaWU3OXWs
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) December 25, 2020
これは西野亮廣さんご本人のツイートです。
題名が【拍手が起こる映画】とありますね。
完成披露試写会では観客全員が拍手喝采で、
スタンディングオベーションも起きたそうなんです。
そして、一般向けに公開された映画でも、エンドロールが流れ終わって「おしまい」の文字が出ると拍手が起きることが多いそうですね。
実はここに違和感を感じている方々が結構いるそうなんです。
その一部をご紹介しますね。
プペルの感想ググってみたけど、なんか感想が全て似通ってるし拍手とかなんとか色々書いてあってなんか怖いな。内容は触れられてないからネタバレにはなってないみたいだけども。
— みなかみ (@minakaminaoya) December 27, 2020
プペル、しらんまに映画化されていたうえ、サロンで「上映後拍手してください」みたいな案内もあったそうで、一気に宗教映画臭が上がっていって面白い。
— George@キジトラ㌠ (@George7650) December 31, 2020
えんとつ町のプペル舞台挨拶行ったけど、映画終わってから拍手しなきゃいけないって強制されてるみたいで嫌だった。ムビチケあるからまた見る予定だけど、映画見に来てる客の宗教ちっくな空気感がなぁ…。
— 🪓🪓愚痴🔪🔪 (@Guchiguchi_001) December 30, 2020
他にも色々な意見がありましたが、「拍手=宗教」となっている原因は以下の2点だと思います。
・映画終わりに拍手が起こっていること自体の違和感
・サロンメンバーに拍手をするよう指示していたこと
たしかにどんなに大ヒットした映画でも、上映終了後に拍手が起こることって無かったので、そこに違和感を感じる人は多いのかもしれません。
また、サロンメンバーへ指示をしたという話もあります。
西野さんとサロンメンバーが近い距離感でいるので、西野さんの考えや行動がかなり浸透しているのだと思います。
サロンメンバーではない人からすると、「ちょっとびっくりしてしまう」といった感覚を持たれるのかもしれないですね。
しかし、西野さんは「絶対に拍手をしてね」とお願いした訳ではなく、「映画を見て、もし良かったら拍手をしてね」とサロン内で言っているので、強制はしてないです。
ただ、受け手の解釈によっては、「強制」と取られてしまうことも、あるのかもしれません。
一方で、「拍手をしたくなった」「素敵な映画で拍手が起こった」という意見もありました。
「えんとつ町のプペル」観てきた!
ルビッチおめでとう!素敵な映画ありがとう!という気持ちが溢れて、終わった時に拍手したくなった。
映像がとてもキレイで精巧で、3DCGなのに絵本みたいな質感で、なんじゃこりゃー!と圧倒されっぱなしの100分。
こんな時期だけど映画館で観れてよかった。 pic.twitter.com/8i409PByYh
— 藻っくん@LINEスタンプ発売中 (@atlier_mokkunn) January 6, 2021
映画えんとつ町のプペル最高❗️1つの映画で何度も泣いたのは初めての経験。挑戦のストーリーであることは勿論、友情や親子の物語でもあり、本当に誰が観ても絶対に楽しめる‼︎6才の息子はエンドロールで自然と拍手していた‼︎それだけ面白い映画である事を彼が証明している‼︎#えんとつ町のプペル
— マサ (@uDR8oxiVskki9Tt) January 5, 2021
「映画 えんとつ町のプペル」トークショー付き上映。西野亮廣さんが笑われても捨てられなかった夢、えんとつ町プペルとの15年を30分で語る圧巻のトークショーでした。そして15年の物語のあとに始まる「映画 えんとつ町のプペル」素晴らしかったです。終演後の拍手、素敵でした。#えんとつ町のプペル pic.twitter.com/uunnXxx6KE
— Mit Katsu/ミトカツ (@mitkatsudesu) January 5, 2021
実際にTwitter上で検索をすると、こっち側の意見の方が多くありました。
たしかに単純に考えれば「良い作品を見たら拍手をする」というのはよくあることですもんね。
例えば、歌手のライブやミュージカルなど、最後には盛大な拍手で幕を閉じていきます。
これらは当たり前になっている文化ですが、映画の終わりに拍手をするという文化は日本にはなかったので、違和感を感じた人が多いのかもしれません。
プペルが宗教と言われる理由②:ポスティング活動が行われている
映画えんとつ町のプペルを世間に広めるために、宣伝用のチラシをポスティングする活動が一般の方の間で行われているそうです。
プペルのポスティングの写真すげ〜 pic.twitter.com/9NfNJ1JPV8
— ムズイトリ (@muzuizm) January 5, 2021
「映画えんとつ町のプペル」よ。1月終わりに本番で現在最後の追い込み真っただ中の受験生(わが子含む)のためどうしても2月までロングラン上映してもらわないと困る!というわけで250枚チラシをポスティングしました@広島#えんとつ町のプペル#えんとつ町のプペル映画
— B (@Benzoom) January 3, 2021
こんな感じで一般の方がプペルのチラシをポストに投函していくといった「ボランティア活動」が一部で盛り上がっているようなんです!
これは西野さんが「ポスティングやって!」と指示した訳ではなくて、支援をされている方々が自発的にやっているっぽいですね。
ただどうしてここまでして、周りの支援者の方がボランティアでポスティングをしているのでしょうか?
理由は様々だと思いますが、1つ大きなことは「西野さんの努力に感化されている」ということが挙げられます。
実は西野さんご本人も過去にポスティング活動をされているんです。
2012年12月。僕は『オルゴールワールド』のビラを1万枚刷って、都内を走り回っていました。「ポスティング」というやつです。都内は「投函お断り」の建物が多く、1万枚のビラはなかなか捌けません。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/d600eb096d8408f3ebb7d717118a0f4e1355584b
2012年なのでまだオンラインサロンも始められてない時代ですね。
実はこの3ヶ月前に11年間続いた大人気番組の「はねるのトビラ」が終了しているので、西野さんは死にものぐるいで行動していたのだと思います。
1万枚のビラ配りは10日ほどかかりました。効果はありませんでした。それによって生まれたエピソードもありません。これが挑戦の現場の現実です。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/d600eb096d8408f3ebb7d717118a0f4e1355584b
この時には効果はなかったそうですが、かなりの努力を昔からされていたんですね。
きっと今回のプペル応援のポスティング活動も、そんな西野さんからの影響を受けて、自然発生的に始まったのだと思います。
えんとつ町のプペル映画公開、
いよいよ明後日ですね!!チラシのポスティング残り350枚!
本日中に配ります!#えんとつ町のプペル #西野亮廣エンタメ研究所 #西野えほん#ゴミ人間 pic.twitter.com/NLzFi5ID1m— 株式会社アドベンチャー (@adventure7522) December 23, 2020
このような活動はたしかに「批判の的」になりやすいですが、逆にこれだけの人を動かしている想いもすごいと思います。
このような活動を通して1人でも多く感動する人を増やせたら、観る人にとっても嬉しいことですよね。
ただ、あまりにも強制的に「観に行って!」と勧める行為があるのであれば、「宗教っぽい」と思われてしまう可能性もあるとは思います。
そのあたりはバランス感覚よく行動するのが大事かもしれませんね。
プペルが宗教と言われる理由③:熱狂的なリピーターが多い
映画えんとつ町のプペルのお客さんはかなりの数のリピーターがいるのは事実です。
実際に映画を観ることを「プペる」と言ったり、2回観たことを「2プペ目」という言葉もファンの間で生まれていますね。
旦那がまた #えんとつ町のプペル 観たいって…。
衝撃的。信じられない…こんな事言うような人じゃないんです😂
いよいよ旦那は 2プペ目、私と子供達は3プペ目行きます。#旦那ロザリーナさん好きみたい— futama@jinseirihabiri (@s0mMUDQvb5ryTDM) January 6, 2021
2021年、プペル初めをしてきました。
通算6プペ目でしたが、ここ数日色々ありすぎて、込み上げるものがあって大号泣してしまいました😭
泣きたい時に観たい映画1位えんとつ町のプペル、最高です😊#えんとつ町のプペル— すぎちゃん (@yuzuchil510) January 6, 2021
リピーターを生み出す映画はなかなか無いので、純粋にすごいなと思います。
しかも2回にとどまらず、3回、4回、さらにはそれ以上映画館に足を運んでいる人もたくさんいるようです!
ただ、このようなリピーターも「宗教」と言われる理由の1つみたいなんです。
というのもすでに紹介した理由①〜②が大きな前提としてあるので、「ファンが意図的にリピートしてるだけ」という見方もあるそうなんです。
もしかしたら「アイドルのファン投票」と構図は似ているのかもしれません。
1人のアイドルのために何枚もCDを購入したり、
という応援の仕方もありますもんね。
ただ、Twitterをのぞいてみると想像以上にリピートしている人が多いのがわかります。
さらに、1回目よりも2回目、3回目の方が泣けるという意見もありました。
今日えんとつ町のプペル観てきました。
初めて映画館で2回観に行った。
2回目の方が細かな部分を見れて楽しめ、内容知っているから初回で泣いたシーンよりも前でもう泣けてきた。
歌、話、絵と総合的にどれも高く本当に良い作品。観てない人映画館で絶対観た方が良い!#2プペ#えんとつ町のプペル— ダイナ (@17GbUrPdLYHrfoV) January 5, 2021
このような「リピーター」は映画に限らずどの分野でも、 「ちょっとした異端児扱い」をされてしまうことがありますよね。
そして、西野亮廣さんのことが大好きな熱狂的なファンもたくさんいらっしゃるので、ファンではない方からすると、「え、そこまでのことなの?」と疑問に思ってしまうのかもしれません。
ただこの類の話は「良いのか悪いのか」というものではなくて、その人が「好きか嫌いか」という価値観の話なので、非常に難しいところですね。
善悪と好き嫌いの話をごっちゃにならないように気を付ける必要があると思います。
プペルが宗教と言われる理由④:西野さん自体のアンチの発言
そもそも西野亮廣さん自体のアンチが多いために、意図的に「宗教だ!」と投稿する人がいます。
2021年1月現在40歳の西野さんは、25歳でテレビから軸足を抜いて、「ひな壇にはでない」という発言で炎上したりもしていました。
数年前。「ひな壇に座らない」というルールを決めました。その当時、もちろん首は絞まりましたし、風当たりも強くなりましたが、近頃、イイ感じに熟してきました。
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) December 6, 2012
このツイートは2012年のものですが、これよりも前にひな壇に出ないと決めて、絵本の世界に飛び込んだということです。
実際に西野さんは「苦手だからひな壇には出ない」という意図でいったそうですが、それがまわりまわって「ひな壇を批判した」とか「芸人を馬鹿にした」と誤解されてしまっていた、と後に話しています。
その時から芸人の世界からだけではなく、日本中から叩かれまくったそうです。(記憶にある方もいるのではないでしょういか?)
そして今でもその名残で、理由もなく嫌いな方が多いように感じます。
西野嫌いー
— くらも (@kurataka88) January 6, 2021
西野嫌いやわー
なんか詐欺師感が抜けへん— リョウ・マクフライ (@BTTF_719) January 6, 2021
このようないわゆる「アンチ」も、芸人の中でもかなり多い方ではないでしょうか?
純粋にこのような方々が、特に理由はないけど攻撃していて、その中に「宗教っぽい」とか「胡散臭い」といった声がちらほらと見られますね。
このような意見は個人の感想なので自由なのかもしれませんが、「理由もなく」攻撃したり、「理由はあっても理不尽」な攻撃をするのは考えものだなぁと思います。
プペルが宗教と言われる理由⑤:映画の内容
映画えんとつ町のプペルは、「夢を諦めずに追い続ける」というド直球なストーリーです。
⭐️⁺˚ 本ポスターも解禁 ˚⁺⭐️
━━━ 信じぬけ。 ━━━
空を見上げること、
夢を信じること、
真実を知ること
を禁じられたえんとつ町で星を信じた少年とゴミ人間の物語。
『映画 #えんとつ町のプペル』
🎬12月25日(金)公開https://t.co/qv4DmixPFY#西野亮廣 pic.twitter.com/XYI3azzOw1— 【公式】『映画 えんとつ町のプペル』 (@poupellemovie) October 19, 2020
このポスターにもあるように、「信じぬけ。」という言葉がキャッチコピーに使われています。
ここ最近の映画でここまでストレートに夢を追い続けて、最後に叶えるという綺麗なストーリーを描くものも珍しいかもしれません。
そしてそのストーリーについて、以下のようなコメントもありました。
たとえば集団の構成員が足並みを揃えた行動をしないと封じ込められないのが新型コロナウイルスである。この映画は「みんなコロナで閉塞感を抱いているが、本当はコロナなんてたいして怖くない、みんな騙されている。俺はそんなの無視して行動する!」というような陰謀論と衆愚論、蛮行のセットと非常に親和性が高いものになっている。
この記事では、決して無謀な夢であってもチャレンジすることを否定はしていませんが、「集団全員を危険にさらしているのではないか?」と伝えています。
映画の中でプペルとルビッチが船に乗って空に行き、爆風で煙を晴らすという演出に疑問を投げかけているんですね。
なぜならえんとつ町に住む人々の運命も左右してしまうからということです。
そもそも映画というものは、「お客さんに届いて初めて作品」となるので、色々な意見がでてくるのは素晴らしいことだと思います。
なので、映画えんとつ町のプペルの内容から「宗教っぽさ」を感じてしまう方も、中にはいらっしゃるのかもしれません。
ちなみに今回は、「絵本」の映画化でした↓
絵本の内容がもとになっている映画なのですが、少し違う点もあるんです↓
・父ブルーノのことがほぼ描かれていない
・星を見に行く方法が違う
・星を見に行って物語は終わる
etc…
なので、映画化によって初めて描かれたストーリーもたくさんあるんです。
こういった違いも、「絵本では○○だったのに、映画だと違ったよね」という声もちらほらあったみたいです。
つまり「期待していたこと」との違いが大きかった、というのもあるのかもしれません。
ちなみに、他の角度からも言及した記事があるので、こちらも読んでみてください!
今回の記事のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!!
ここで映画えんとつ町のプペルが「宗教」と言われる理由についてのおさらいをします!
・映画終わりに拍手が起きる違和感
・ポスティング活動が行われている
・熱狂的なリピーター(ファン)が多い
・西野さんのアンチの理由なき攻撃
・映画の内容を宗教っぽいと捉える人も
最後にですが、個人的にはこの映画は好きです。
そこには西野さんはもちろん映画制作に関わった方々の努力が垣間見れますし、音楽や映像美、ストーリーも素晴らしいものでした。
ただ一方で熱狂的・過激なファンの方が作り出してしまう「怖さ」というものも否定はできないかなとも思います。
大事なことは「自分が良いと思ったものは、必ずしも周りの人が良いとは言わない」と思える柔軟性。それと、「これは宗教だ!!」と決めつける前に、理解してみようという姿勢なのではないでしょうか。
良い意味でこの作品から「建設的な議論」が生まれてくることを願います!