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映画えんとつ町のプペルには続編(続き)があった!西野亮廣の次回作の構想や伏線考察も紹介!

 

2020年12月25日に公開した映画『えんとつ町のプペル』

 

同時期に公開したポケモンやドラえもん、

約束のネバーランドなどの作品に劣らない人気っぷりです。

 

2021年1月現在で、すでに“ヒットした”と呼べるほどの作品になったと思います!

 

ここにきて気になるのは「えんとつ町のプペルの続編(次回作)はあるのか?」ということです。

 

プペルを観て「すごく良かった!」という方の中には、すでに次を観たいという方も多いのではないでしょうか?

 

 

ということで今回は、映画『えんとつ町のプペル』の続編というテーマで話していきたいと思います!

内容は以下の通りです!

・西野亮廣が語るえんとつ町のプペル続編の構想
・映画えんとつ町のプペルから考察する続編の構想

えんとつ町のプペルが宗教(炎上)と言われる5つの理由!拍手が起きる/ポスティング(チラシ)活動など 2020年12月25日に公開した『映画 えんとつ町のプペル』 「心に刺さる」 「勇気をもらえる」など… 感動の...

 

西野亮廣が語るえんとつ町のプペル続編(次回作)の構想

 

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早速結論ですが、映画『えんとつ町のプペル』には続編があります!

製作総指揮を務めた西野さんご本人も話しています。

 

さらに今回の映画「えんとつ町のプペル」は、エピソード1〜5くらいまであるうちの、エピソード3くらいの話なんだとか。

 

まさにスターウォーズのような壮大なストーリーというわけです!

でも実際には色々な情報があったりなかったりで、それを調べるのは大変だと思います。

 

ということで、現在西野さんが話している「続編の構想」についてまとめていきたいと思います。

2021年1月現在で分かっている情報についてまとめています。

 

 

 

そもそも映画と絵本の違いについて

まずは次回作を話す前にここの話も少しだけしておきます。映画と絵本は違うんだ、という認識のもと話を進めた方が分かりやすいためです!

 

映画も絵本も『えんとつ町のプペル』という題名は変わりませんが、違いがあります。

西野さんはインタビューで以下のように答えています↓

実は全10章というとても長い物語で、誰も知らない作品をいきなり映画で公開しても、映画館に足を運んでもらうことがあまり想像できなくて、まずは3〜5章だけを絵本として出版して、皆さんに知っていただいた上で全章を映画化しよう、という順番ですね。

引用:https://www.famitsu.com/news/201912/25189733.html

 

つまり、「絵本の映画化」と言われていますが、完全にそのまま映画化したわけではないんです。

 

また西野さんご自身のnote(ブログ)には以下のように書いていました。

というわけで、まず、絵本『えんとつ町のプペル』を(3年間かけて)作りました。

すっごい悪い言い方をすると、映画のチラシとして作ったのが、絵本『えんとつ町のプペル』です。チラシといっても、あくまでそれは「役割」の話で、絵本の中身は命をかけて作りましたよ。

引用:https://note.com/entamelab/n/n9b374d72814d

 

絵本を「チラシ」と考えているのはすごいですね。

そこまでして、「映画をヒットさせる」ということに、こだわっていたことが分かります。

 

なので、絵本と比べてみると細かな設定が違ったり、キャラクターのデザインが変わっていたりしているんです。

まだ、絵本を読んだことがない方はこちらのサイトで無料公開をしているので、読んでみてください!

 

映画との違いがわかると思います(^^)

 

「映画えんとつ町のプペル」の続編(次回作)のテーマは?

では、絵本との違いが分かったところで、ここから“映画”えんとつ町のプペルの続編について話していきたいと思います。

 

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早速ですが、西野さんは次のテーマは「ローラの薬を探す旅」であると話しています!

ローラはルビッチのお母さんですね↓

 

映画の中でも語られていますが、

えんとつ町の煙が原因でローラは病気になっています。

 

しかし、その病気を治す薬がえんとつ町には無いんです。

なので、ルビッチがローラを心配するシーンも出てきますね。

 

そこでルビッチの父・ブルーノは「上を見続けていないと母ちゃんの薬も見つからねぇ」と言っています。

ただ、今回の映画えんとつ町のプペルの中では、その点については回収されてませんでした。

 

西野さんはYouTubeの生配信で、「全ての出来事には背景や理由が必ずある」とたびたび話しています。

そして、この「ローラの病気」に関しても次回作できっちり描くというわけです。

 

 

映画えんとつ町のプペルのエンディングに続編のヒント

実は今回の映画えんとつ町のプペルのエンディングには次回作の伏線があります!

 

プペルとルビッチが星を見にいくことに成功したあと、町の権力者である「レター15世」が「えんとつの煙を止めよう。未来を見にいくんだ」と言っています。

 

そのようにして完全に晴れたえんとつ町には、太陽の光が差しこみ、植物が育っていました。

 

そして、最後のシーンにほんの一瞬ですが、「12時間周期の時計」もチラッと映り込んでいます!(実は元々のえんとつ町には太陽が無いので1日を8時間周期だと思い込んでいます)

 

つまり、えんとつ町の外の世界があることが町の人にも明らかになっているんです。

 

そして、最後のエンドロールのシーンで、ルビッチ達が「大きな船」に乗り込んでいますが、あれがまさに次回作の旅ですね!

 

とても綺麗な海に、壮大な船を出して外の世界に向かうわけです。

よ〜く見ると船の上から手を降っているルビッチ達がいるので、2回目以降観にいく方は、そこにも注目してみてください!

 

 

映画えんとつ町のプペルの続編(次回作)の登場人物は?

西野さんいわく、ルビッチとドロシーがメインで船を出して外の世界に向かうということでした!

ドロシーはこちら↓

実はこのドロシーの本当の正体は「星読みのクレア」という双子の姉なんです!

その理由については以下の記事で書いているので、合わせて読んでみてください

ドロシーとクレアのほくろの位置が入れかわる⁉︎実は2人は双子だった!えんとつ町のプペル 2020年12月25日に公開した『映画 えんとつ町のプペル』 絵本の大ヒットからの映画化ということもあり、 ご存...

 

そして外の世界にも同じような国があり、そこに潜入をしてみるらしいんです。

 

その中では闇の支配者的な人物がいて、
死者を蘇らせて奴隷として働かせているんだとか!

 

なんだかちょっとやばそうな雰囲気、、、

という感じらしいのですが、ここでルビッチが閃きます。

 

今回の映画ではプペルは星を見れた直後に崩れてしまいましたが、そのゴミはまだ船の中に残してあったんです。

 

つまり、闇の支配者の「死者を蘇らせる特殊能力」的なのを逆手にとって、プペルをうま〜く生き返らせるという作戦を思いつくということでした!

 

ここから先はどのような話になっていくかは分かりませんが、きっとローラの病気を治す薬を、なんとかして探し出してハッピーエンドで終わるのではないでしょうか?

 

というのも、西野さん自身が「ひねった作品」が嫌いで、「ど真ん中ストレート作品」にしか興味がないそうなんです。

スタッフのみんなとひとつ決めたのは「メジャー作品を作ろう」ということでした。変化球とかは投げずに、ど真ん中を投げようと。で、それで負けたら、自分たちの負けだ、というふうに決めました。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/692660301eb6d6c0ecbc4279dc7ad4f58d306abf

 

今回の映画えんとつ町のプペルも、「星をみに行こう!」と言って、「星がみれた!」という、超ど直球のストーリーです。

 

誰もが打てるど真ん中ストレートで、三振を取る(お客さんを感動させる)作品を作り上げるというわけですね!

 

映画えんとつ町のプペルの伏線から続編(次回作)の考察

 

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今回の映画えんとつ町のプペルの中には、続編(次回作)に繋がるような「伏線」や「設定」がいくつかあるんです。

 

今回はその中でも特に重要そうだと思えるもの5つをご紹介したいと思います!

 

 

1)「エル」という貨幣制度から考察

映画の中でも語られていますが、えんとつ町はレターの一族が別の土地からやってきています!

 

250年前に「エル」という貨幣制度を初代シルビオ・レターが構築した結果うまく経済が回りました。

そして、悪かった治安はおさまり一見よかったと思える世界になったのですが…

 

政府の中央銀行にとって非常に不都合だったのです。

そして初代シルビオ・レターは国家を混乱させたという罪で処刑されてしまいました。

 

「エル」という貨幣制度のモデル

1932年頃、ドイツの経済学者シルビオ・ゲゼルという人が提唱した自由貨幣の制度に基づいている話です。実際にオーストリアのヴェルグルで使用されていました。

 

ここで「国の圧力に屈するもんか」と立ち上がったのが、息子の2代目レターです!

 

その息子達を中心に「独自の国を作り上げること」を目標にしました。

そして、外の世界に土地を探した結果、壁に囲まれている“えんとつ町”に到着するというわけです。

 

つまり、250年前に「必死で国から逃げて、海を渡り、今のえんとつ町に到着する」という過酷なストーリーがあったわけです。

 

この内容だけ見ても、一本の映画に出来そうなくらいのボリュームがあります。

 

なので、このあたりの「レター家」を中心とした物語も、今後の続編の中に描かれることになるのではないでしょうか?

 

 

2)レターの一族「栄光と衰退」から考察

レターの一族に関してもうひとつ面白いことがあります。それは、日本の徳川家がモデルになっているということです。

 

早速ですが、映画の中で以下のふたり(レター15世と臣下のトシアキ)が大きな部屋で話すシーンがあります。

その部屋の中にある、歴代のレターのトップの肖像画の一覧が一気に映るのですが、代を追うごとにその表情はやつれていっているのです。

さらに背景に描かれる町の様子もだんだんと荒れていっています。

 

そのような中で、逆に「トシアキ」のような臣下が力を伸ばしていったというわけです。

 

これはまさに徳川家15代将軍の栄光と衰退と重なりますよね!

 

考察1にも繋がりますが、初代のシルビオ・レターさんが作った「エル」という貨幣と、人々の安全な暮らしを15代にわたって守ってきました。

そして、えんとつ町の外の世界との交流は完全に断ったというわけです。

 

町を閉じ続けていた中で、こんなことが起きるんです↓

ところが、ある日。

砂浜に真っ黒な船が流れ着いて、物語は急展開。
真っ黒な船の存在がキッカケで、町を閉ざそうとする勢力と、町を開こうとする勢力の戦いが始まります。

勘の良い人はすでにお気づきかもしれませんが、映画『えんとつ町のプペル』は江戸時代が下地になっています。

引用:https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12392987755.html

 

これは、製作総指揮である西野亮廣さんご自身のブログです。

 

つまり、レターの一族VS黒船の勢力という戦いがあるわけですね。

その話も今回の映画では触れられていないので、次回以降に描かれる可能性は十分にありますね!

映画の中に登場する15代レターは、そろそろ外の世界を隠しながら支配することへの限界を感じています。その気持ちの表れとして、「エルをくるくると回す」という行為をしています。これは、回すと星の形に見えるため、思いを馳せているというわけです。

 

 

3)町の人々の「食事や建造物」などから考察

映画の中で食事が映るシーンがありますが、そこには太陽が出ないえんとつ町には、あるはずの無い食材を使った料理が描かれています。

 

そもそもえんとつ町には植物は育ちませんし、海に生物はいますが、人々がそれを確認する方法はありません。

 

ではなぜこのような食材があるのでしょうか?

 

今明らかになっていることは、「人工栽培によって野菜やキノコ類が育てられている」ということ。

とある施設の中で蛍光灯やLEDなどの人工灯で育てているんです。

しかし、映画のラストで植物が育っているシーンが流れました。

つまり町の人々も太陽によって植物が育つということを知ります。

 

このことから、人々の生活や仕事が180度変わってくるわけです。

 

というのもえんとつ掃除の仕事がなくなり、畑仕事やそれにまつわる食材の加工の仕事など、かなりの変化が起こります。

 

さらに建造物からも面白い考察ができます!

えんとつ町をよく見てみると、

建造物は「石・金属・プラスチック」などから出来ています。

 

例えば、プラスチックの原料は石油ですが、その石油はえんとつ町で採れるのでしょうか?

 

また、えんとつ町には「木でできた物」も存在します。

しかし町の人は「木を知らない」ので「木から出来ている」ということをしりません。

 

では、その「木材」は誰がどのようにして用意しているのでしょうか?

 

ここから考察できる点としては以下の通り。

・実は外の世界と交流があり貿易をしている
・そこで木材や石油を手に入れている
・それを主導しているのはレターの一族

 

実際に現代の世界を見ればわかりますが、「鎖国」をしている先進国はありません。

必ず貿易をしていて、それによって国家を存続しているわけです。

 

かつて、江戸幕府2代将軍徳川秀忠から約200年以上も日本は鎖国をしていましたが、その頃もオランダなどの一部の国とは交流を持っていました。

さらにその時は、生糸、砂糖、薬、ガラス製品などの重要な物資を輸入していました。

 

先ほどご紹介したように、西野さんはえんとつ町は「江戸時代をモデルにしている」ことと、「真っ黒な船が攻めてきた」という話をしています。

 

そのような点から見ても、えんとつ町が外の世界との交流を持って、貿易をしていた可能性は十分にありますよね!

 

 

 

4)ルビッチの父・「ブルーノの死因」から考察

町のみんなは「ブルーノは毎晩夜遊びをしていて、酔っ払って海に落ちたから自業自得」と思っていますが、実は本当の死因は違かったのです。

 

ブルーノのは生前、船を作って外の世界を見にいく作戦を立てていました。

自分の妻であるローラの病気を治す薬を探しに、ひとりで海へ出るためです。

 

夜遊びなんかは一切せずに、えんとつ掃除屋のダンさんが描いてくれた船の設計図をもとに船を作っていたのです。

↓こちらがダンさん↓

 

しかし、いざ海を出た時に、「異端審問官」に見つかってしまい、小競り合いを繰り広げて海に沈められてしまいました。

 

もちろんその事実はえんとつ町の住民には知らされずに、「海の怪物に食べられてしまった」ということにされてしまいました。

 

この話も今回の映画の中では語られていません。

 

そのため、「ブルーノが外の世界を見に行こうととして、海に沈められてしまうまでの物語」もかなり重要なシーンとして、今後描かれるかもしれません。

 

外の世界があることを知ったえんとつ町の住民が、「実はブルーノは外の世界に行こうとして異端審問官に海に沈められた」ということを知ったら…

一体どうなってしまうのでしょうか?

 

 

 

5)双子の「ドロシーとクレア」から考察

先ほどもご紹介しましたが、双子のドロシーとクレアがかなりの鍵を握っています!

映画の中では一瞬「占い師のクレア」が登場するシーンがあります。

ブルーノがルビッチと一緒に「ブレスレット」を作っているところですね。

 

ドロシーは金属加工を得意とする芸術肌で、工房も営んでいるんです。

 

一方でクレアは「星読みの末裔」であるため異端審問官に命を狙われていました。

そこでドロシーは姉のクレアを守るために入れ替わって、代わりに命を落とすことになるんです。

 

このあたりに関しては、以下の記事でもっと深く説明しているので、是非読んでみてください!

 

ドロシーとクレアのほくろの位置が入れかわる⁉︎実は2人は双子だった!えんとつ町のプペル 2020年12月25日に公開した『映画 えんとつ町のプペル』 絵本の大ヒットからの映画化ということもあり、 ご存...

 

ここから考えられることとして、

以下のような点が次回作以降で描かれるかもしれません。

・星読みの末裔がどのようにして250年間も逃げてきたのか
・ドロシーとクレアが入れ替わる時にどんな言葉を交わしたのか
・本当にドロシーは命を落としているのか

 

西野さんが語る続編の主な登場人物の一人に、「ドロシー(正体はクレア)」が入っているので、面白い展開になっていきそうです(^^)

 

 

 

今回の記事のまとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!!

簡単におさらいです。

・えんとつ町のプペルは映画と絵本で違う
・エピソード5くらいあるなかのうちのひとつ
・次回の映画は「ローラの薬」を探す旅
・今回の映画からもいくつか伏線あり!
・おそらく2〜3年後に続編の映画が公開

 

次回作がなかなか待ち遠しいですが、期待して楽しみにしておきましょう(^^)

えんとつ町のプペルが宗教(炎上)と言われる5つの理由!拍手が起きる/ポスティング(チラシ)活動など 2020年12月25日に公開した『映画 えんとつ町のプペル』 「心に刺さる」 「勇気をもらえる」など… 感動の...